スペシャルティコーヒー

コーヒー

北欧コーヒーの浅煎りは伝統ではない——1998年に始まった新常識

北欧コーヒーといえば浅煎り。でもそれは寒い土地が育てた古い伝統ではなく、1990年代末から20年ほどで作られた新しい選択でした。起点になった競技会とロースターの話、浅煎りで産地の味が出る理由、そして「北欧の人がみな浅煎りを飲んでいる」わけではない事情まで整理します。
コーヒー

アヘン畑からコーヒー畑へ——タイ北部ロイヤルプロジェクトの30年

タイ北部のコーヒーは、ケシ(アヘン)栽培をやめるための代替作物として1969年に始まりました。さび病での壊滅や価格下落での逆戻りを経て、いま品評会で90点台が出るまでの歩みと、日本でタイ産をあまり見かけない理由を整理します。
コーヒー

ベトナムスペシャルティコーヒー地図——ダラット・ファインロブスタ

ベトナムコーヒーは「練乳・ロブスタ」だけではありません。ダラットや北西部で育つアラビカ、高評価格付け「ファイン・ロブスタ」まで、産地・品種・精製方法という選ぶための手がかりを一枚の地図にして整理します。
産業・マーケティング

コーヒーの値段の内訳|1杯分の代金は誰にいくら渡っているのか

コーヒー1杯の代金は、生産者・輸出・焙煎・小売にどう配分されているのでしょうか。相場が下がってもスペシャルティコーヒーの値段が下がりにくい理由と、値上がり分が生産者の懐に届いているのかを、公的統計や査読論文をもとに整理しました。